粟島の自然環境が、子供達の自由な感性を育みます。

   Silent Kids プロジェクトは、粟島で親子を対象とした感性育成のための場所造り、

            プログラム開発の活動を推進しています。

サイレント粟島ドットコムの粟島在住の仲間

3名は、粟島に在住し、三豊市内の小学校に

勤務しています。

日々の教育現場で切実に感じることは、想像以上に問題を抱えている子供たち(家族も含めて)が増加している事です。

 自閉症的障害や多動性的障害等を抱える子どもの増加、加えて家庭環境によるストレス障害(家庭環境や生活習慣が目まぐるしく変化し、日々の生活の中で多くの制約を受け、悩みを抱えている)これらの問題を解決し、子供たちそれぞれの個性を私たち大人が発見し、理解し、共感し、育む場として、粟島を位置づけ、危険の少ない(遊びの場としての制約が少ない)粟島の島環境の中に、親子で遊びを通じて学べるプログラムの開発と場づくりを計画し推進しています。

 計画実施に当たっては、島民の離島生活文化が編み上げて残してきた「自然にあるもので想像を膨らませ、質素でも健康に、自由にのびのびと遊ぶ」という、昔からの粟島の子供を育てる家族の生活スタイルと、島の遊びを 島民と共に掘り起こすことを通じて、子供の声が消え、日々過疎化が進み疲弊するコミュニティの再生にもつなげたいと考えています。

SILENT Kid's ワークショップ第1回開催

 

サイレントキッズプロジェクトの活動としては、

島内で最も昔からの粟島環境が残っている「不天の州」海岸沿いに、

子供たちが自由に思う存分遊べる空間づくりに向けて、ここ3年ほどかけ

香川大学の地域インターンシップ、

大阪大学人間科学部グローバル人間学科の学生の協力を得ながら環境整備に

取り組んできました。

現在は海岸沿いの竹林を伐採し、廃屋を解体整理し、伐採した竹を材料に

舞台にもなるデッキと竹を敷いた海につながる小道を制作しています。